エアコンの疑問 エアコン関連のパーツが同じ年式でも、これほど違っています あるカレラ2のユーザーが「エアコンガス」の注入に当たって、正規に言い伝えられている形式と異なり、もしや「純正パーツ」でなく、異なっているパーツが装着しているのでは?と疑問に思い「ポルシェセンター」に問い合わせました。その様子を写真にして掲載しました。
エアコンに関してのポルシェセンターでの説明いつもメンテして頂いているメカニックに教えて戴きました。パイプの取付部分の相違に関してましては、
92年からは随所に91年までと比べて変わってます。ベルトに関しては
1080と1085の二種類のタイプがあり、私のC2においては後者の1085サイズです。93年の134aのタイプはもちろん1085ですが、92年型でも一部1085を使います。コンプレッサーの一部(プーリー部分)が変わっておりこのタイプは1080が適合しておりません。コンプレッサーの上部2本のパイプの取付部分を見てみると91年まではナットが使われていますが、92年以降は一体化されております。92年型のエアコンガスR12タイプも、2種類のコンプレッサーが有ると言うことが分りました。私のタイプはR12仕様の最後の改良タイプの部品だそうです。結果的にはR12が使用されてました。
92年型でのプーリー部分
使用ガス〜R1293年型のプーリー部分
使用ガス〜134aご覧の様に92年型でも93年型と同じ「プーリー部分」を使用したコンプレッサーがある事が分りました。このコンプレッサーを使用した場合、92年型でも93年型と同じベルト12.5X1085を使用しますので、パーツを購入の際はご注意下さい。これはポルシェセンターの説明の様に、964タイプは細かい「改良」がなされていたので、その経過のパーツ変更のようです。 こちらは92年以前のコンプレッサーですが、良く見ますと「プーリー部分」が上の形状と明らかに異なります。
92年でもこの形式のものがあり、この形式はベルトが12.5X1080ですので、パーツ選びは間違わないようにしましょう。使用ガスは当然「R12」です。 大変紛らわしいですので、疑問に思われる方は車検証とボデイ番号を照らし合わせ、コンプレッサーの形式、プーリー部分、そしてベルトの確認をお勧めします。ベルトが切れて「間違った予備」をお持ちで、いざ交換!と言う時、適合しないと困る事になります。戻る
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