MGB/GT-MK・T |
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シリアルナンバー129775〜工場出荷1967年11月 |
アメリカ以外の「左ハンドル国圏内」に出荷されたもので、湿気の影響を受けず腐りや錆びも殆ど見当たりません。これだけ良い状態で保たれているのも「湿気の少ない国」で大事に「屋根付き車庫」に保管されていたよう椅子が伺えます。以前所有していたTR3Aは1959年に国内登録でしたが、下回りは「最悪」でした。これに懲りて「下回りの危ない!」車両には手を出さない様に注意していますので、このBGTはそれと比べると「完璧」かな・・・・・・ |
1960年代のベルリネッタは国内に於いて非常に数が少なく、良質の固体を見つけるのは至難の業ですが、レストアして数年経過したGTが入手出来ました。スタイルはピニンファリーナが手がけたと言われ、どこかフェラーリ250GTOor275GTBを彷彿させる面影がただよっています。≪275GTBとはこんな車≫ |
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ロードスターとは印象が異なるが、バランスとれた美しいスタイル |
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イギリス車特有の品の良さ!が感じられる「MGBGT」です。ロードスターと大きく異なるのは「ウインドシールドが高い」。ヘッドルームも余裕です。シリアルナンバーから最終MK1により、バックランプも装着しています。 |
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このMGBにはスポークホイルが似合います。しかし綺麗に維持するのは大変です。メッキにより汚れを落とし磨けばこんなに「ピカピカ」です。 |
注意しなければならない空気圧。フロント1.9`、そしてリアは2.3`です |
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出荷当時のままのエンジンはスペックもそのまま、エアークリーナーの形状に特徴があります。 |
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この手の車両は極少台数により前の持ち主が直ぐわかり、これも私の手元にくる前は岐阜のお寺さんが持っていました。この方は旧車のコレクターで他にも沢山の魅力な車両をお持ちでした。 |
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モデル |
MGB/GT MK.1 |
ボディ形式 |
2シータハッチバッククーペ(シートの厚味を増やして4人乗りに構造変更し車検習得可能) |
型式記号 |
G−HD3 71933〜 |
生産台数 |
21,835台 |
概要 |
最初のMGB/GT。
GTは最初から5メインベアリング・エンジンで、アウタードァハンドルもプッシュボタン式である。
MGBシリーズの中で+アースで、1速はノンシンクロミッション。
コレクターアイテムとしてはベストである。 |
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1速がノンシンクロで現代車では考えられない「40数年前のクセある造り」。しかし、この「クセ」が旧車を愛する所以であり、楽しさ!でもある。
快適性を求め、乗りやすさ!を追求するならどんな車も金太郎飴の2010年「最新式」に乗るのが一番的確。
しかし旧車を愛する者はこの「クセ」が大きな特徴で、またそのクセを乗りこなすのも楽しさであり、痛快さである。
そんな初歩的楽しさを理解出来ない部類の人種は「旧車」を乗りべきでは無い。 |
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ノーマルで大切に維持されて来た1967年当時のパーツが生きている |
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形式「GHD3L」が全てを現しています。1967年当時のままの「ノーマル」で維持された貴重なMGB/GTマーク1です。 |
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MK1でも1965年以降はクランクシャフトのベアリングが5つ使用されています。MK1最後の1967年製造ですので当然「5個」です。 |
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このエアークリーナーの形状は独特のデザインでノーマルを推し量るポイント!まるで植木鉢のようです。 |
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このオイルクーラーも1965年から標準装備され、後から付けたものではありません。 |
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現代の車両はオルタネーターですが、まだこの当時はダイナモで発電だけでした。発電容量が小さく大きくて重いです。 |
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イベント等に行くとAの部分に「指が3本」入るか「1本か」でMK1かMK2かと分った様な分らない様な機論をされる事があります。 |
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おぼつかないブレーキとクラッチのオイルタンク。何か薬でも入っているブリキ製の容器を感じさせる形状で、面白いデザイン! |
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かたつむりの形状の「ホーン」です。レトロな形状でそしてレトロな音色はどこか懐かしい。 |
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2010年3月27日、ドナドナ! |
若い頃、乗っていた思い出の車輌、と言う事で、ある先生に購入して頂きました。 |
イベント参加の思い出 |
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