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私が滝の湯を好きな理由は、いろいろありますが一番は“女性に優しい温泉”だからなんです。いえ、成分に美人の素が入ってる、とかそういうのではなくて、オーナーの女性客に対する心遣い・・とでも言いますか。たとえば、ここは女性が入る時、バスタオルを巻くように言われます。
許可、と言うより指示という雰囲気。入り口の所にもハッキリ書いてあるんです。だから、女性は安心して入れます。たま〜にバスタオルを使わない人がいると、却って不自然に写るくらい。普段、自分なりのポリシーがあって、タオルを湯につけないという人もここでは郷に入れば郷に従え・・のほうが良さそう。殿方もほとんどタオルを腰にまきます。だから、女性でも、連れの方がキチンとリードしてあげれば、比較的入りやすい温泉ですね。
それから、内湯から混浴露天に出る所もひと工夫。あまり言いたくないけど、中には、女性が出てくるのが良く見える場所に陣取って、
さりげなく観察してたり・・いえ、そんな不埒な殿方、今まで見たことないけど、世間には居るらしいって話。ここでは、女性が出てくるのが一番見やすい（？）露天風呂の場所を女性専用席”にしていて、それを明記した看板がでています。まさか、いくら図々しい殿方でも、その看板の真下で女性の出入り口を見ている勇気はないでしょう。
ダンナさんが“掟破り”をしたカメラ禁止令も、気配りのひとつだと、私は思います。こうした女性への配慮が、ますますここにカップルや夫婦を来やすくしているのでしょう。女性客の多い露天風呂でもあります。私も、露天風呂ではその時その時の状況で対応しなければ、と思いますが、
ここでは安心してタオル巻きで寛げます。いいですよ、ここ。 |
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