1967-simca |
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“67シムカ1200Sクーペ |
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ベルトーネデザインの美しさ! |
2009年9月ベルギーより上陸 |
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希少なsimca1200Sは美しくおしゃれ! |
外装 |
1962年のジュネーブショウーでデビューしたベルトーネデザインのシムカ1000クーペは、1967年には排気量をアップして1200Sクーペに発展した。
このモデルチェンジはスポーティクーペから純粋のスポーツカーへの脱皮を図ったものであった。
エンジンは74.0x70.0mmとボァ、ストロークともにアップした1204cc(このユニットは後の1100ベースとなる)となり、2基のデュアルソレックスにより、85ps/6200rpmを発し最高速度は178kmであった。そのエンジンは15度はど傾いてリアに搭載された。
ボディシルエットは1000クーペと共通だが、ラジエーターを前に配した為、新たにフロントグリルが付けられた。
サスペンションは前〜ウイッシュボーン/横置きリーフ、後〜セミ・トレーリングアーム/コイルによる全輪独立、ブレーキは全輪デスク装備であった。
現在は2011年、遡ること44年も前の話であるが、それが当時のオリジナル性やスペックを保ち続けて、2009年9月にベルギーから日本国へやって来た。 |
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1200Sクーペの構造図 透視図は大きく拡大いたします
リアエンジンでフロントにラジエーター装備はアバルトのようなレーシングマシーンを除けば、当時では大変希少であった。
ブレーキは全輪デスク、外装のメッキやステンレスのモール類を見ても当時、コストのかかった造りであった。 |
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1967年:simca1200SCoupe |
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エンジン〜水冷 直列4気筒 OHV リア縦置 キャブレター2基(ソレックスC35PHH4x2) 1204cc 74.0x70.0mm 10.25:1 85/6200rpm(DIN) 10.75mkg/4500rpm(DIN) ボディ〜モノコック 2ドァ 駆動方式〜RWD 4段MT フロア フロア サスペンション〜前:独立 ウイッシュボーン/横置リーフ 後:独立 セミトレーリングアーム/コイル ブレーキ〜前:デスク 後:デスク タイヤ〜145SR13 ステァリング〜ウォームローラー 最小回転半径〜5.2m 寸法〜全長x全幅x全高:3997x1530x1270mm ホイルベース〜2232mm トレッド〜前/後:1250/1270mm 車輌重量〜890kg 燃料容量〜53L 乗車定員〜2+2 最高速度〜178km |
40数年ぶりの想い! |
内装 |
時は昭和45年(1970年)の頃、中古車購入に当り、迷っていた事がありました。それは欲しいと思った3台の中から一台だけを選ぶと言う事で、候補の車は「トヨタS800」「ダットサン1600SSS」そしてこの「シムカ1200S」でした。
最終的にダットサン1600SSSに決めた!のですが、しかし、シムカを決めなかった事に後で悔やみ、その思いがズッと脳裏に焼きついて離れませんでした。その40数年の想いが2011年2月に叶ったのです。
車検を取り公道を走らせる事の出来るシムカ1200Sクーペは、知る限り、日本国内で唯一の個体と思われる。
「私も公道を走っている!」とどなたか名乗りを上げてくれると嬉しいのですが・・・ |
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40数年の想いと裏腹にその個体は・・・・・
購入時、汚く、危険!な物体、なんとかここまで仕上げたプロセスは・・・・
1,ヘドロ状態であったクラッチ関連
2,車内汚い、薄汚れてたエンジン回り
3,割れなどが生じて汚なかった外装
4, 車検制度では絶対パスしないライト類
5,メーンライト以外のリレー&配線などなど・・・ |
エンジン |
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エンジンオーバーホールの準備
その際のクラッチ、ピストン、シールドなどを |
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2012年2月CARmagazine404号≪86ページ≫特集掲載 |
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入手にあたりこんな経緯が・・・・ |
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憧れの911 |
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