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1967年製日産ブルバードスーパースポーツセダンＲ４１１
1600ＳＳＳ |
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| ピニンファリーナによるエクステリアデザインは当時話題となったモデルでした。 スポーツ色の濃いＳＳＳが初めて設定されたのも４１０型からで、下記のモータースポーツニュース、１９６６年にモンテカルロラリーでクラス優勝を果たすなど、そのパフォーマンスには特筆すべきものがありました。 マイナーチェンジをきっかけに４１１型となり特にテールランプの形状が変った。 |
| 国際ラリーを経験し結集したＳＳＳ |
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| 世界最大のラリー、モンテカルロラリーに連続出場！ |
| モンテカルロ・ラリーは1911年の第1回以来、1966年度ラリーで35回目を迎え、国際自動車連盟項公認のうちでは最古の、伝統ある世界最大の自動車耐久スピードラリーです。この過酷なラリーの34回目に引き続き完走を果し、35回目では全出場車85台中、完走車たった17台で、クラス優勝そして、総合1位であったボルボとの差21秒と言う健闘ぶりで、堂々の2位となり多くの方の注目を浴びました。1966年、初代目の410型。411型は２代目で、日産初のフルモノコックボディ。 |
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| 雑誌取材記事（ノスタルジックヒーロー2010年４月号） |
| 旧車のイベントでも殆んど、目にする事が無い「Ｒ４１１・1600ＳＳＳ」。ノーマルセダン1300㏄＆マイナーチエンジ前の1200㏄セダンは良く見かけますが、実際に現役で車検を習得して走らせているＲ４１１は、数が少なく、数台のみである。 |
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| DATSUNの文字が誇らしげなラジエータグリル。フォグランプは猫のマークで有名な当時のままの「マーシャルフォグランプ」です。そのランプに隠れてＳＳＳのエンブレムが！当時、このＳＳＳは車好き！の間で、ステータスでした。 |
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当時のカタログでは次のようにうたわれていました
SSSのエンジンはシルビアとフェアレディと同型のスポーツカー専用エンジンです。この1.6ＬＲ型エンジンは高速連続回転にも十分耐えられる本格的高速仕様として、ボアストロークを1：0.76の超ショートストロークエンジン（オーバースクエアタイプ）を採用、このためピストンの慣性力、クランクシャフトの剛性、各部の摩擦損失の減少などに比類のない好結果を生んでいます。 |
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ＳＵツインキャブレター
キャブレターは横向通風式可変ベンチュリ型気化器（通称ＳＵ型）を並列に2個使用したツインキャブレター。これは構造が簡単なうえに、ベンチュリ面積が吸入空気量に合わせて生ずる負圧により、自動的に変化しますから、高速時、低速時、加速時に於いて通気抵抗が少なく、高性能が発揮されます。
抜群の出足、加速、高速性能、この高速エンジンが引き出す「90馬力」は現在でも難無く、ハイウエィをいとも簡単に「カタログデータの数値」を引き出すことが可能です。 |
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| 太陽の光が当り、眩しくて目をあけていられ無いほどに「ピカピカの当時の色」を再現しました。また独特のルーフがこの車の特徴をよく捉えて、ヨーロッパ車の雰囲気をただよせています。赤いチエッカーフラッグにＳＳＳのマーク！このエンブレムに憧れました。 |
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| さりげない光り物、メッキパーツを取り入れてラグラジェリー感を演出している室内はキレイです。1967年製のツーオーナーのこの固体は丁寧に扱われた証明です。 |
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| クラシックな室内も魅力の一つで、径の大き目なステアリングはその雰囲気を一層高めます。また室内の綺麗さはステアリングを握って初めて実感でき、そして43年前にタイムスリップは約束されます。 |
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| 最近の車では味わう事の出来ない計器類のレイアウト、1967年当時、多くのスポーツカーはこのスタイルが主流で、ドライバーズシートに身を沈めると「ワクワク感と独特の緊張感」が自然と湧き出てくるのは不思議です。回転計などの「3連メーター」は当時、スポーツカーだけの特権で羨望の的でした。 |
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| 当時はオプションパーツと設定されていたアルミホイルもブリジストン製。ボデイと同色にペイントされ、おしゃれな感覚がピニンファリーナのデザインボディとマッチして、この車輌の特徴をよく表しています。 |
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| 毎年、日本各地ではビィンティージカーのイベントが行なわれ、1967年製では殆んど「参加資格」が得られます。そんな楽しさも「故障なし」と言う、喜びを味う事が出来る唯一の43年前の４ドアスーパースポーツセダン／ダットサン1600ＳＳＳです。 |
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| 現存する固体の少なさから、ノスタルジックカーの特集を組む雑誌等には、掲載される機会が希な「Ｒ４１１」。この後に新しいモデルとなった510タイプの「ＳＳＳ」との大きな差です。クラシックカーイベントでもお目にかかる機会は殆んど無い！と言うこの41１タイプの「1600ＳＳＳ」、生産台数の少なさが貴重な日本自動車史として遺産価値を高める所以です。 |
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| お手間をかけますが、応談はメールでよろしくおねがいいたします |
| 雑誌取材記事（ノスタルジックヒーロー2010年４月号） 148ページに掲載されています |
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