ferrari328/1989models/U.Sversion
排気ガス規制そして安全性で厳しい基準のUS仕様
ユーザー車検が容易なJPorUS仕様の「青328」を求めてやっと見つけたが・・・・・・
タイミングベルト交換
何の不都合も感じられないのに敢えて自己メンテで「タイベル交換」に挑む。テンショナーベアリングは国産物のが精度が高い!理由で国産品を装着です。フェラーリの泣き所、タイベル、エンジンオイル、そして冷却水系と言われておりこの3件をしっかりとチエックがトラブルを未然に防ぐ「業」です。この328を入手したのも「フェラーリだって普通の車」と思っていますのでポルシェ同様、自分でいじくるのが一番の目的です。
タイミングベルト
配線外し 冷却水路のパイプ外し、エアコンコンプの取り外し
この作業前はタイヤハウスインナーカバーを外してからの作業ですが、それは省略して、バッテリーターミナルを外し、冷却アルミパイプ上部のゴムパイプを緩めて作業がし易いようにします。ヨーク製のコンプを外す訳ですが、一人での作業な為と非力な為とで「困難」を要しました。@配線を外す Aエアコンパイプを外しゴミが入れないよう布切れで被う Bコンプ本体の取り付けボルトを緩めて外す。このボルトが強く絞まり緩むまで大変でした。C最後は下部のステー部分だけになり、これを取り除いてやっとケースのみになります。
タイミングベルトのケースを外します
これからこのケースを外すのですが、このケースカバーの8mmボルトが癖もので、一番の「難所」?でした。それは裏側下部にある8mmボルトが、緩めるのに手が届かない!のです。しかし何とか神経を集中して8mm六画の小さいスパナでわずかづつ緩め何とか外しました。今度はこの「逆」を考えると頭が痛い。328フリークの方にお聞きしましたら多くはこのケースカバー裏ふたを外している!と聞きましたので「納得」です。やっとの事で外し終え、タイベルが顔を出しました。
テンショナーベアリングはグリスが散っていた
記録簿は2002年10月にタイベルやテンショナーを交換、距離はほとんど伸びていないが、ベルトは劣化せず、しかし後バンク側のテンショナーベアリングからはグリスが散り錆も出ており「交換ベストタイミング」と思いました。多くはタイベルよりもテンショナーベアリングからグリスが散って「それがベルトに付き、駒飛びの要因」と言われていますので、九州「がらぱん」さんから取り寄せた国産ベアリングにしました。錆の影響でテンショナーからベアリングだけを取り除くには「万力」の力を借りての作業でした。
ベルト、テンショナーベアリング交換後は「上支点のマーク合わせ」です
前後バンクの吸気側排気側カムマーク合わせですが、見難くて大変な作業ですがこれが一番のこの作業のメーンですので注意深く慎重に進めなくてはなりません。まずベルトを外す前にプ−リーにマーキングを施します。これは「カムがクルッと動いて」も、記しを付けた所に戻して再度挑戦出来るからです。私が作業していても何度かカムが動いてそのマーキングで助かりました。
上支点マークも3ミリ程度の切り込みで周辺の汚れを取り除かないと「見え難い」のです。それを何とかクリアして最終工程です。カムマークが合わせる事が出来たらベルトはテンショナーに内臓されているスプリングで「ベルトテンション」を調整しますが、そのスプリングが劣化していたのか押さえが弱い感じがしました。しかしベルトの山がうまく噛まず、カムベルトを少動かし片手でベルトを押さえてテンショナーをセットしました。それでも何度かは「カムがクルッと動いて」しまいました。
がらばんさんに教えて頂いたのですが、テンショナーの締め付けは「クランクを回転方向(右)」にユックリ回しながらロックする事が大事と・・・・・これはベルトの緩みを取るためでこの作業を怠ると最悪の場合、山飛びしてバルブを突く!恐れがあると言う事です。
最後にはクランクを2回転して「カムマークの一致」を確認し完了です。後は外したものを取り付けて行けば良いのです。
クランクの回転には36mmの「六角」が必要・・・KTC製1890円
難儀であったタイベルケースの裏ブタボルトとイグニッションプラグの取り外し
タイベル交換作業よりも周辺機器のエアコンコンプやタイベルケースカバーや点火プラブ外しは苦戦しました。点火プラブは私の様に身長178p合っても「前バンク側」のプラグ外しは、手が届かず苦労しました。手も長いほうですので、エンジンを下ろさず作業を行なう場合はかなりしんどい作業です。しかしこのプラグ外しを行なわないと「上支点のカムマーク合わせ」が行えませんので、どうしても外さなくてはなりまっせん。
新旧タイミングベルトの比較
左が古いタイベルしして右が新しいタイミングベルトです。ほとんど劣化しておらず、まだ十分に持ちそうでしたが「テンショナーベアリング」はオイルが散っていて、このまま乗っていたら何時までもっただろう!と不安な感じでした。しかし今回このテンショナーベアリングも「国産物」に変えましたのでこれで4万キロ以上は心配ありません。
フェラーリ328をまだ把握せず、いきなりタイベルを交換しましたが楽しい作業でした。この作業から得たものは「328もただの車だ!」です。ポルシェ同様、自分でドンドンいじれる車である事が分りました。このタイベル交換時にウォーターポンプもチエックしたが冷却水が漏れている様子も無くどこも不都合が無いので、このまま使用する事にしました。
タイベルを交換する前に他の3本のベルト、ウォータポンプベルト、エアコンベルト、オルタネーターベルトも同時に新しいものに交換しました。
今回のパーツ費用
テンショナーベアアリング〜31500円(予備ベアリング2個付き)、タイミングベルト〜2本5400円、代引き手数料630円、送料〜1160円、合計38690円
Ferrari328
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